update:2012/03 since:2005 Aug. |
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ぐいのみ紀行 |
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泥縄窯 (2011・11) 第24回・ハチロク展 /博多駅見物 /諫早・干拓の里 /東山公園・茂吉歌碑 /柿右衛門窯 城散策(10)・名護屋 /原発風景・3題 /中里太郎右衛門陶房 /新・収集品(5) 三谷和紙資料館 (2011・10) |
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ぐい呑み | 土器が800度ならば焼き締めとは、さらに温度を上げ1200度または それ以上で焼成するものだ。釉薬をかけずに焼き締めることで土器 より硬度や耐久性が増し、土器の性質も失わず、通気性や多孔性 が温存される。師匠のナビゲートにより、焼き締め「ぐいのみ」から 蒐集が始まる。写真は最初に購入した唐津焼き締め。【¥500】 |
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酒 器 | ぐい呑み備前、徳利唐津という話を聞いた。焼き締めも知らない頃 備前焼きが焼き締めの代表だと知る。唐津の徳利から備前のぐいの みへと酒を注ぐ。写真は朝鮮唐津徳利、鉄釉の上部に藁灰の釉薬を かけ焼成することで、流れの妙を表現する。【¥2500】 |
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湯呑・茶器 | 湯呑みは日常食器としての基本である。価格もぐいのみ並みである。 時にはサービス品として窯出し展で頂戴することもある。湯呑みに比 べると、同じお茶でも抹茶を愉しむ道具は二桁違って高価である。 どうやら箱書きにその秘密があるようだ。ただの飯碗で終わるかどう かの血統書と思われる。焼き締め土瓶【¥8000】 |
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食 器 | 二寸の豆皿から用途に応じて皿のサイズ、深さが異なる。湯呑みと 並んで日用雑器の代表である。焼き締めは酒や茶をのむ限りのもの と考えている。食物の脂や滓が付着する器は釉薬を施した陶器か 磁器が望ましい。ときに簡単な絵があっても容認できる。 唐津3寸皿【¥300】 |
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花 器 | 花なら花壇のものを観るくらいで十分と思ってはいても、殺風景な 室内へと、野山の出前は気が利いている。焼き締めの花器は花の 鮮やかさ葉の明るさを生かし、草花の命も永らえることが出来る。 焼き締め花器【戴物】 |
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必需品ではないが、高度な技術と遊び心が要求される。産業として の陶芸か、芸術としての陶芸かの分岐点でもある。日用雑器は焼か ないという陶芸家もいるが、日用雑器を焼いてこそ、という陶芸家も... 焼き締め香炉【¥10000】 |
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随時更新 |
日頃室内に籠もってばかりの仕事。休みになれば...もし1週間の休暇 があれば...仕事を廃業したら...等々空想だけは無限に増長する。 その実、1日の休暇すら満足に過ごせない。休暇や自由は観念の 中でこそ逍遥と遊ぶ。 |
| 【注1】次元の低い鑑賞法ではあるが、値段の表記のないものは国宝であっても価値が分かり難い。 500円で購入した器と似たような器がどこかで10000円で売られいると密かに小踊りしてしまう。^^v 購入時の値段を記憶の限り記しています。 【注2】価格などに変動があるかも知れないので窯元は明らかにしません。随意お問い合わせいただける なら、お答えいたします。 【注3】使用の満足度を |
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【付記】とりあえず用の足せる「ぐい呑み」は100円均一ショップでも入手できる。コップも湯呑みも、花器やその他の食器も例外ではない。用が足せれば十分だ...そのとうりではあるが、100円に小遣いを少し上乗せすることで、器に満足や愉しみを見出せるなら捨てたものではない。衣食足りてこそ可能なものが趣味の世界である。時間も費用もかかるが、作り手の顔の見える器は窯元へと出向いてこそ得られる。 何万円も、あるいは何十万円もする作品には貧乏人たるゆえん、縁がない。幸い「ぐいのみ」は500〜1000円の価格で購入できるし作家の拘りや技術が反映する。さらに、酒呑みにとって欠かせないもので、器によって酒の味に違いが生じることがある。酒を嗜む陶芸家の作品は酒への愛着がにじみ出て、酒と焼き物を同時に満喫できる。100円の器も1000円の器も作者の注ぐ思いは変わらない。価格の違いで優劣を決するようなことがあってはならないが、使う者の好みや便利さは価格や作者の思いと異なる場合がある。 私の窯元巡りの師匠(複数)は「陶器に絵は要らぬ」、「土と炎に拘らずして陶芸家に在らず」と言う。磁器と異なり陶器はその素材に絵(景色)がある。土と炎の芸術ならば、土を探し、薪の炎で焼いてこそ陶芸家ではないか。この原則に沿い「薪で焼いたもの」「絵が描かれていないもの」を可能な限り求め続けた。高価な作品は、しかるべき方々にお任せし、ここでは自己満足の所産、「ぐいのみ紀行」にお付き合い下さい。正直なところ、今ではお金を使って物を集める趣味にいささか恥じ入っている。 |
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